|
・原生的な自然環境というのは人類にとって貴重な遺伝資源貯蔵庫あ(ジーン・プール)である。 私達の身の回りの物---食料、住宅、家具、衣類、金属、プラスティックなど自然資源を利用。 まだ利用方法が分からないからこそそのまま保存し、後世いつでも利用できるようにしておく事。 アオカビ----抗生物質のペニシリン キナの木----マラリアの特効薬 キニーネ ・私達の精神文化を育んできた原風景を残す。 ・絶滅の危機に瀕した動植物を救う。 ・水資源を守り災害を防ぐ。 「屋久島」 花崗岩が隆起して出来た島で、表土の層が究めて薄く、植物の生育には恵まれていないが、年間降雨量4000〜8000mmと非常に雨が多い。この地に屋久杉が多く、腐らないで長い間生き、残っているのには一つ、屋久杉に普通の杉の6倍もの樹脂が含まれる事が挙げられる。 そして屋久杉と呼ばれる為には1000歳以上でないといけない。 1966年地元の老人達の語りを信じて7年の歳月をかけ、標高1300Mの風が吹きすさぶ地に縄文杉が発見された。この杉は「大岩杉」と名づけられた。 炭素年代測定機では、木に腐った部分があるため特定できなかった。 驚く事に、屋久島の8割りは原始の森ではない。人の手が入り再生したものだ。 秀吉の時代、大仏殿の建材としてここから杉が切り出されたのだ。自然は、奪いすぎなければ自ら再生する。 普通は木を切るとき、木にお伺いを立て、きった後は新しい苗木を植える慣わしだった。木を切ればその部分の土の保全が出来なくなり、土石流を起こす。 土砂は海に流れ、かつて多くいた「トビウオ」はいなくなった。 1993年世界遺産登録 森との共存が認められた。もののけが棲む神秘の森。そして魂の宿る樹。 「白川郷 五箇山の合掌造り集落」 世界遺産になったおかげで改築などの規制が一層厳しくなった?どう保全するかは、その国の法律で全て責任を持つ。 この場合、’文化財保護法’という日本の法律によって決められているので、その事は世界遺産登録とは直接関係ない。 「アンコール/カンボジア」 熱帯モンスーン気候。雨季と乾季が交互に来る。---→地下水位が大きく上昇、下降を繰り返す。---→地盤の不等沈下---→建造物が傾き、崩壊。 遺構の素材として多く使われているラテライト等が弱酸性の水で劣化。 寺院遺跡の脊柱の根元などが毛細管現象によって鉱物や塩分を含む地下の水を吸い上げ、その水分が蒸発すると大きな結晶が出来、石を破壊していく。 「カムチャッカ火山郡」 火山が多いが、雨が多く溶岩が流れ出しても、直ぐに植物が根付く。緑も豊富。6つの植生分布、700近い高山植物、7〜8月の1ヶ月でいっせいに咲く。 「サガルマータ国立公園/ネパール」 英名 エベレスト、チベット名 チョモランマ 、ネパール名 サガルマータ(天空 額の意) 山岳民族のシェルパが住む。かつては森林管理人があり、燃料、建築材など森林資源は伝統的な約束事で守られていた。(木を伐る場所を限定し、燃料用は枯れ木のみ。) シェルパは登山者やトレッキングをする人が必ずお世話になるポーターとして、燃料や食料を運んでもらったり、ガイドとして案内してくれる。 彼らはチベットの貿易で生計を立てていた。1959 中国によってチベットとの国境が閉鎖された。---→登山隊やトラッカーの急激な増加 エネルギーの9割りは薪、これをシェルパから目方で買う。枯れ木は軽すぎて金にならない。重い成木まで伐採して売る。 毎年トレッカーだけで2〜3万人、燃料やホテル、レストランの建築資材。---→表土が流出、土砂崩れ、洪水、農地の土の消失。流出した土---→ガンジス河へ ’ヤク’の過放牧、シェルパの伝統的な家畜ではない。ヤギ(根こそぎ食べつくす)による植生破壊 ヒラリー卿 「ヒマラヤン・トラスト」=信託基金 これで公園内で飼われていた約400頭のヤギを買い集め国立公園の外に出した。他に成熟した自然林から在来種の種を取り、毎年10万本の苗木を作り植林する。 __途上国などでは、安くて成長の早いユーカリなどの樹木を植えることが多いが、早く育つと言う事は、それだけ土地を疲弊させる事になる。 効率を重視し、外来種ばかり植えると、生態系の破壊にも繋がる。 シェルパの為に学校、病院、橋、簡易水道を作った。暖房、炊事器具、かまどの改良、太陽熱利用、小規模水力発電所の建設など、代謝エネルギーの導入。 登山隊などが公園に入る時には灯油か薪持参が原則。現地の子供達に、むやみに金銭や物をあげない。健全な精神の育成に悪影響。 「ウルル カタ・ジュタ国立公園(豪 エアーズロック+オルガ山」 エアーズロックには(ウルル)登ってはいけない。---→神聖な場所だから。写真、ビデオも撮影不可。 copylight sato/side-car All rights reserved. |
| << 前記事(2008/07/23) | トップへ | 後記事(2008/07/29)>> |
| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
|---|
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|
| << 前記事(2008/07/23) | トップへ | 後記事(2008/07/29)>> |