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zoom RSS 「水曜ノンフィクション」 南米シクラス遺跡

<<   作成日時 : 2009/02/26 23:38   >>

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新たな発見で世界の歴史が変わるかもしれない。その舞台となった 南米リマの北側、海沿いに点在する遺跡群。
階段ピラミッドも多い魅力ある場所である。
ここで次々に発見されるものから、仮説と共にこの文明を紐解いていった。

チャンカイ遺跡(800年前)の下にシクラス遺跡(紀元前2860年 およそ5,000年前)
年代の古い神殿の上に増改築を重ね、上へ上へと積重ねていった。
このように南米のこの辺りのピラミッドは「神殿更新」をしていった。

世界は4大文明だけではなかった。
この遺跡発掘には、建築工学者、考古学者、人類学者など多分野の研究者が多角的な視点から掘り進めている。

この地域の遺跡から「縄」が良く発見される。縄を紙縒り紐にして編み、石を詰めた形状のものを「シクラ」と呼ぶ。この縄は「フンコ」という植物から作られている。
シクラス遺跡からは「シクラ」が出土しているが、他の遺跡ではフンコを円上にぎっしりと敷き詰めた土台で発見されたり様々だ。

シクラス遺跡でのシクラの用途は
@積重ねて神殿の土台になっている。
A地震などを緩和する。_シクラは石の重さで網の中で変形する。単純な石だけを積んだ壁より丈夫になる。

フンコも植物学者の調査によると大変腐りにくいという。

我々が知る4大文明は「鉄器」と「文字」を持っていた。比べて南米、シラクス遺跡辺りからは鉄器も土器も出土していなかった。「マチュピチュ」の遺跡でも600年前と比較的新しく、高度な文明だった古い遺跡は無い。と思い込みがあった。

バンドゥーリア遺跡には海岸の丸石をそのまま泥を接着剤に重ねて土台や壁を作っている。
珍しいのは「頭部の無い女性の骨」が発見されたこと。大腿骨から身長を割り出すと170cmあったのでは?と推測した。今の南米の女性より大きい。もう一つのポイントは骨が切断されている事。これは生贄として葬られたのでは?と見ている。
1973年この地はエルニーニョの影響で、遺跡が5M崩れ落ちた。その偶然が発見をよんだ。
この辺には無い石から作られた首飾りが出土したのだ。これは主にアンデス、エクアドルで製造されていた装飾品、中には羽毛のものもあり、熱帯ジャングルに生息する鳥のものと分った。そして土偶も見つかっている。
以上の状況から推測すると、広範囲にわたって交易が行われていたが、武器が見つからない事から、平和都市だったのでは、と見られる。

////これだけ見ても独自の知恵で建造物を創り上げ、しかし強固な武力を見せ付けるわけでもなく平和に交易を行っていた南米リマ付近の古代の民。自然への畏怖の念から生贄を差し出していた行為は現代から見れば残酷とも受け取れるが、その時代を暮らした民にとっては、違う位置づけがされていたのかもしれない。戦国時代、相手の軍に真っ先に切り込んでいく役を与えられた者の様に、皆の思いを受け使命を持って望んで引き受けた勇姿とされていたかもしれない。

平和都市。そんな理想の生活をしていた南米の地も行く時を越え、白人が入り込んで力で原住民をねじ伏せる行為を行った。先人からその地を守り生活し続けてきた彼らの存在を無視するように一方的に。5,000年前の先人達はそんな行く末を予期する事はあったのだろうか。そんな思いが浮かんだ。////

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