風の行方

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zoom RSS 映画 「告発のとき」

<<   作成日時 : 2009/02/04 23:57   >>

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主人公が国旗をポールに通し下向きに掲げる場面から始まる。
定年退職して何処かの施設の雑務係かと思ったが、彼は息子を探していた。イランへ赴き国に帰ってきているはずの息子が失踪。その後バラバラに切断され焼死死体の姿で発見される。

誰によって何故殺されなければならなかったのか。
その過程には息子が現地から送ってきた映像が1つのキーポイントになっている。

結局関係する詳しい資料は軍が持っていて、焼死体が見つかったと言う事件は管轄の警察に捜査の権限はない。舞台の警察の局長も、元軍人、日本の天下りと同じか。そして軍に不都合な情報は選択できるだろう。

イラクでの息子の様子が同じ隊のもののから明らかになってゆく。
「負傷した相手兵を収容所へ運送中、ドク(医者のあだ名から/主人公の息子)はその兵の受けた傷口に、医者の振りをして何度も手を入れ相手を苦しませていた。」

現地で毎日極限の精神状態で事を行なう兵士たちは頭がイカレテきて当然かもしれない。相手兵を玩んでいたのもそのうちだろう。

軍の規則で、車を移動させる時’絶対止まってはいけない’決まりがある。止まれば討たれる。彼は運転中道に出てきた幼い子供を撥ねて殺してしまう。規則に忠実に。しかしその後車を止め、危険を顧みず外に出て行く。仲間に戻され皆「イヌを跳ねたんだ。」と口々にいう。

その供述を聞いた父親は自分に電話を掛けてきた時の息子の様子を思い出した。
か細く自身なさそうに話す息子に、「しっかりやれ」と。
子供を撥ね殺してしまった事実に気が動転し父親に助けを求めていたのだろう。

父親も国家に忠誠を誓った陸軍、その思いを受け継いでイラクへ向かった息子。
国を守る為、イラクの地で住民を犠牲に巻き込み制圧していく現実に心が壊れたのだろう。

大義名分を被った殺しのある戦い。それに自分自身も加担していた、そう父親は感じたのだろうか。

なくなった息子から彼の死後届いた包みの中には国旗が。両親に’愛を込めて’と言うメッセージと共に。

そして冒頭のシーンに戻る。国旗を逆さに揚げるのはSOSのサインだと語りながら。
国の為にとった行動に、国に対して助けを求め、自分宛に助けを求めていた息子の変わりに。

しかしおそらく当然ながら、まだまだ真実は隠したストーリーに仕上がっているのだろう。


余談として、主人公のトミー・リー・ジョーンズはこのシリアスな内容の中、何の動作をしてもコメディーに見えてしまう。
相棒になる女性警官役のシャリーズ・セロンは髪を後ろに団子にひっ詰めてのシーンが多いが老けて見えず、横顔もきれいな女性で撮れている。

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ポニーキャニオン
2009-01-07

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だから?多分イラクへ ...
及第点かな個人的には ...
狂気を纏い地獄を行く ...
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