風の行方

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zoom RSS NHK「白洲次郎」第二話を見て

<<   作成日時 : 2009/03/14 23:28   >>

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’自分の意志にゆるぎなく’
赤紙を握りつぶしてもらった。
’その者に与えられし役目がある’戦争に行きたくないからじゃない。

’従順ならざる唯一の日本人’その彼が従順だった相手が正子ではなかったのか。

近衛と違って次郎は自由な立場にいたから思うように意志を通せた?

この人は意見を言わず時が経ち、その時期が来るまで知らぬ振りを出来ない人間だった。
言いたい事は言い、理解されずに、言えない立場の時も胸に秘め、消して曲げず非難されても立場をその場その場で作り続けた。

対等でありたかった正子。必要とされ全力で立ち向かっている次郎を見て自分は何も出来ていないと己に苛立っていた。その彼女に’ライバルだ’と言った。そして、必ず必要とされる場がある。
精一杯動き回っても世の中が思うように成り立っていない。その多くの現場を目の当たりにしてから周りのように感じていたろう次郎も正子と同じ様に自らの存在意義を見つけられずにいたのかもしれない。しかしその自分の気持ちを爆発させる事なく同じようにもがいている正子に言い聞かせるようにかけた言葉。中々出来る事じゃない。

同じ様に相手の才能を認めつつも高村光太郎夫妻は妻が駄目になってしまった。同じものを追っていたからか。正子たちは違う分野だったからか。それは分らない。

青山の言うように「目の前にあるものだけが本当」だとは思わないが、人間の感情が入り込みすぎてしまう事に懸念がある。

いつも感じるのは、人脈に恵まれ、世の中を動かす人物を探さずにも回りに与えられている環境の下に生まれる場所が決められた人間は羨ましいと。
その中で自分が活かされ才能を幼いうちから花開かせる整った条件は、その環境から程遠いものにとっては羨ましい。
しかし、押しつぶされ駄目になってしまう者がいるのも事実。
自分自身に人を引き付ける魅力があるかどうか。
自分の立場をわきまえ、必要とされていること、その分野、能力を見定めているか。

この白洲夫婦は個性豊かな人物であり、育った生家がらみの人物も、その後の友人達も一味違う、癖のある人間達に囲まれてこの 白洲次郎、白洲正子という個人が出来上がっていった。
もっとそれらの人たちとの係わりもTVで見たいものである。

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風の行方
2009/03/16 22:43
白洲正子 「行雲抄」
<銀座に生き銀座に死す---坂本睦子> [若いうちから女給として働きに銀座へ出てから、様々な文壇の男性が彼女を庇護し、パトロンとなった。白州さんと交流もあり、彼女の師匠たち---青山二郎、河上徹太郎、小林秀雄らなども又然り。青山氏は出資した店で睦子を働かせ、河上氏は愛人となった。 ...続きを見る
風の行方
2009/03/16 22:51
馬場 啓一 「白洲次郎の生き方」
前の「白洲次郎の流儀」とだぶるような文が出てくるが、裏返せば、誰から見てもその様に見て取れる人物だったと言う事か。 今の政治を眺めていたら何と言うだろう。中で閣僚達と働いていたらどんなだろう。TVの政治ニュースに釘付けになるだろうな。 ...続きを見る
風の行方
2009/03/16 22:54
牧山 圭男  「白洲次郎の流儀」
生まれてからの写真が多く載せられ、車の写真も何枚も。 政治にどう係わったかは殆んど概要だけ。娘と娘婿が、どういう人物だったかを語る。 ...続きを見る
風の行方
2009/03/16 22:56

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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
パートナーは上でも下でもなく対等のライバル。その出会いには人それぞれだと思うわけだが家族になっても相手を尊重しなければいけないと思う。出会いのときに思想や価値観がなるべく同じでよく喋って明るい性格が大切で白洲次郎や正子も独特の価値観や思想があったのだろう。祈っていきたい。
天池治彦
2010/08/14 13:18

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