多田富雄 「ビルマ鳥の木」 ~後半~

__<都市と生命>__ 人体はニューヨークシティのようだ。絶え間なく新しいものが建設。同時に激しい破壊も進行。 無数の人間、多様な営み、巨大な企業、激しい競争、容赦ない収奪、恐るべき犯罪、心温まる愛のドラマ。 ニューヨークシティは常に崩壊の危機を孕みながら活動し発展する。青写真で決められたような整然とした都市計画があるわけでは…
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多田富雄 「ビルマ鳥の木」 ~前半~

自分の体の中で__HLA分子、その部分の穴の形が各個人ずつ違い、その穴に入り込むアミノ酸。それらが「自己」を見分けている。__そう書かれていても、体は何も喋ってはくれないから日々起こっている小さな小さな行いを知らずにいる。それも不思議な事だと何度読んでも思ってしまうが。 この著書には雑学に似た節もあって印度のカレー、朝鮮のキムチの話も…
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多田富雄 「生命の意味論」

多田先生の関連本を続けて載せているが、こうすることで覚えの悪い自分も、なんとなく分った気になってくる。 しかし「免疫学」とは奥が深いのだろう。何十回、何百回、と聞かないと覚えないかもしれない。 ・個体の形を作り出す過程は緯線って気に決定されているので人間からは人間が生まれ、サルやトリは生まれてこない。しかしその過程はきっちりとブ…
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多田富雄 「免疫学個人授業」 ~後半~

続きの後半はこちらから。HIVの事にも触れているが、これに関しては簡単な説明のみなのだが、引き起こした元の行いは少なからずショックを受けた。 「血」は全身を巡り各部に必要な酵素や栄養分を宅配している。 血にはバイキンを殺す ・白血球 別名(ホーリーネーム)マクロファージ---侵入者は何でもかんでもとにかく食い尽くしていく。’非…
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多田富雄 「免疫学個人授業 」 ~前半~

免疫学と聞くと難しいようで、実際他の著者の本は教科書のようで読みづまるモノも多い。多田さんの著書は、自分のような知識のない者が読んでも分りやすく書かれているのでありがたい。風邪を引きやすいこの時期にピンポイントの事柄から、どうぞ。 ウイルスが体の中に侵入すると 始め喉がいがらっぽい。この時はウイルスが細胞の中で増殖し、インターフ…
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多田富雄.山折哲雄 「人間の行方」  ~後半~

・美とは? ☆現代芸術は刺激であって感動とは結びつかない。驚くがやはり物足りない。 ある神経生理学者---単に脳が作り出した幻想、脳がたまたまその刺激を心地よいと感じたらそれは美。 電気生理学的にもやがて解明されるだろう。 解明されると、くたびれ果てた脳の一部に電気信号を与えると美的な快感、感情が得られる。 ・脳の一部…
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多田富雄.山折哲雄 「人間の行方」 ~前半~

この著書は難しいものを扱っているのであろうがとても読みやすかった。久々に人に薦めたい本となった。 ・生命発生35億年前 炭酸ガス、青酸、メタンガスによる変化---→核酸、アミノ酸(生命体の基礎)---→遺伝子 遺伝子---一旦生まれると自己複製が本性。複製のエラーを溜め込みながら変化。多様、複雑化、生命進化、人間誕生。 ・…
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’付加価値を付ける’ 「旭ガラス」 「いきものが作った米」

「経済羅針盤」より 旭ガラス---創業101年 自動車、住宅、家電に使用されるガラスを生産。海外 14カ国27ヶ所へ供給している。 この所の景気の後退は今までになく、急激で、世界的に、全商品に起こっている。 旭ガラスの需要は昨年の35%ダウン。米の自動車関連品は25%下がり、現地のガラス工場7工場のうち3工場を閉鎖。 加えて、日…
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古東哲明 「ハイデガー 存在神秘の哲学」 ~後半~

・一瞬が<全ての時=永遠>に通底する直線時間論からすれば儚く見えるどの一瞬刹那もが、存在論的には無条件に全て「永遠の時」を刻んでいる事になる。 「本当に刹那的なものは、儚い瞬間ではなく、永遠性を打ち明けている」 ・猫は4秒前の事は忘れる。 ・金魚は水葬を一周するとその前の一周のことは忘れている。 ・遠くを見ること(tere …
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古東哲明 「ハイデガー 存在神秘の哲学」 ~前半~

読めば読むほど自分とは何なのだろう、どうして此処にいるのか。そう感じる。 哲学は一種問答のようで、’こうだからこうなのだ’とはっきりした答えはないのだろう。だからずっと問い続けられ、人それぞれの見解が生まれるのではないだろうか。それしか今は分らないが。 では何所までも掴みようのない言葉をどうぞ。 ・全てに見放されても存在だけは…
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「水」に関する2つの技術

一つは「再生水」。日本は土地開発が進み、高度成長期より工業も発展して環境問題も経験してきたが、まだまだ山林が多く、水にはあまり事欠かない。海に囲まれた地形から、塩や魚、海藻などの恵もいただける。 しかし世界では生活水、生命維持の飲み水さえも確保できない土地もある。その解決策になりうる取り組みと、水の持つ力を有効利用に着目した貢献者の話…
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石原靖久 『司馬遼太郎の「武士道」』 ~後半~

<<司馬が「江戸時代を通じて一番偉かった」という高田屋嘉兵衛>> ペリー来航の49年前、大国露と交渉。国際平和を勝ち取る。 淡路島の水飲み百姓の子。いじめを受ける。船頭になる。そして蝦夷地の交易をする。 江戸 二百数十年の泰平で武家社会の根底が腐っていた。露が日本上陸時、先に武士たちが逃げた。 治五平 「私残記」__兜の紐の…
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石原靖久 『司馬遼太郎の「武士道」』  ~前半~

ありきたりの言葉で言うと、司馬さんの言葉は一つ一つに重みがあり、ハッとさせられ、短い文の中にも多くの考えさせられる要素が込められている。 沢山の事例の中からも、何度も目を通したいと感じたものを取り上げた。 <<現代の資本主義>>  お金の流れを血液とする社会では「お金が大切」は当たり前だが、’大切’の度合いが問われなければいけ…
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熊本城 本丸御殿 

「熊本城築城400年記念事業」である 熊本城本丸御殿の修復の模様を記録した番組 城には「石」--石垣、「木」--城の柱、「土」--壁、瓦 この自然からいただくものを惜しみなく使用し、技術屋たちの手で蘇り、後世へと受け継がれていく。 三名城の1つに挙げられたのは ・場内の造りが曲がり曲がりで防御性が強い。 ・石垣の立派さ…
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小原 信 「出会いの人間学」

この著書の中には常に心に留めておく必要のある文面が多数書かれている。目を通せば「そうだなー。」と思うのだが、何せ忘れっぽいので何度も繰り返し目に触れておかないと成長しないだろう。この本と会ったのも必然として生かしていかなければと感じている。その部分を少し取り上げてみる。 ・出会いは自分だけではなく相手も変わる。 ・たった一瞬…
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「ラロックの聖母」レオナルド・ダヴィンチの制作なのか?

ベストハウス1.2.3で放送された話題の絵について、本物?!の絵を持ち主に借り受け、番組独自で鑑定のプロフェッショナルたちに調査を依頼し、どの点が類似しているのか、疑わしい点は何処かを探っていった。 小さな村の骨董屋で埃を被って黒くなって売れずにいた絵。 多くの市場や骨董品点を見て回り掘り出し物を見つけるのが趣味の男性3人がこの…
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「ありふれた奇跡」から思う事

ありふれた日常を描きながら「ありふれた奇跡」とは。 日常の中で全く知らないものが同じ何かを感じる。 そこに偶然居合わせ、同じ時間同じ対象物に何かを感じる。 それは普段見過ごしてしまいがちな感触。自分の一日の計画の流れを優先させる者なら特に。 同じ時代に生まれ違う場所で育った者が人の多いこの世の中で同じ興味ある対象に会い引かれ…
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これからの社会へ「未来企業家」 「集落支援制度」

NHK未来への提言 未来企業家という視点から新しい支援法を紹介していた。後半は違う番組から日本での支援を取り上げてみる。  ワシントンの社会企業家---代表/ビル・トレイトン 現在64歳、CO2排出権取引を打ち出した人 カーター大統領の時代評価を受け案を進められたが、レーガン政権になり環境対策費を削減した。彼は理念と実行が大事…
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NHKスペシャル 世界回転寿司戦争 激突!寿司VS欧風スシ

海外への回転寿司出店の魁となった「元気寿司」今では世界250店舗。始めは香港、台湾、インドネシアから進出した。 回転寿司は原材料費が高い。1皿\4.3-の利益。世界100社以上の水産会社と交渉する。 仕入れのポイントは ・どの国でどのネタが売れそうか。 ・今後の店舗拡大に伴い、安定して供給できる材料確保。 ネタの好みの違い…
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NHKドキュメント日本の現場 鹿児島 ’巨大スーパーAZ’

番組タイトルは「千客万来 町の不夜城」 鹿児島 阿久根市 市の中心部から5Km離れた丘陵地。人口24,000人の東シナ海に面したかつて漁業が栄えた町。今は高齢化が進み過疎の町に24時間営業の巨大スーパーが11年前に出来た。16万平方km、東京ドーム3個分の敷地内にはディスカウントの酒屋、食料品、ドラックストアー、ホームセンターなどが集…
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フィンランドという国 ’ノキア’という企業

前回、前々回に関連する事がTVアサヒで流れていたので少し。 かつて世界恐慌?で失業者が増えた。それを7年で復興した。ハイテク研究、教育に重点を置いた国。 ’揺りかごから墓場まで’といわれる基盤は1960年~社会福祉に重点を置いたことから始まる。 人口524万人。寡黙な人が多い。 携帯電話の「NOKIA」世界最大のメーカー…
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NHK 「未来への提言」より レスター・ブラウン’低炭素化社会’

環境学者レスター・ブラウン氏に藤原紀香がインタビュー “低炭素社会への道” 今、環境に対して各国がどのように進めているかを分りやすく紹介してくれた。 <米>---シリコン・バレー 環境、自然エネルギー関連のITに係わっていない企業は無い。従来のIT産業から方向転換。 ---ニューヨークの高層ビル群 あるビルに入ると、階段状…
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NHK 「未来への提言」より 環境法律家-王 燦発さん

王さんは中国法政大学で未来の法律家を育てる教授、弁護士の資格も持ち、人民代表でもある。王さんに京都大学教授がインタビューする形で番組は進んだ。 中国では1990年頃から工業が著しく発展。もっぱら石炭に頼るもので、撒き散らされた二酸化イオンによりここ5年間で呼吸器疾患者は30%増え、年間30万人ずつ増加していると言われる。 これに…
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「過去世回帰」

読んだ当時、何かに行き詰まっていたのだろう。自分の過去世、(前世)を知ることでこの先の不安にも対処できそうな気がしたのか、近くでそれに関するセラピー等を行なっている場所を探した時期があった。催眠をかけられて徐々に遡っていく。と簡単に考えていたが、中には合宿や2年程かけてじっくり呼び起こしていくものもあり、先立つものも無かったので行動には…
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きくち いま 「着物でわくわく12ヶ月」

日本古来の美しい言葉、昔の呼び名を探していた時、該当する本たちの中に着物の本があった。写真が多かったように記憶しているが、柄の巧みさと配色の妙はパラパラめくるだけで目の保養になるものだ。月の呼び名では聞いた事もない言葉もあったし、他の雑学も学べる1冊だ。 <1月の和月名>:睦月、正陽月、太郎月 :お正月 睦月は一家が中むつまじ…
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山川 健一 「ニュースキャスター」

まるでテレ朝でニュース番組をしていた久米さんを主人公で登場させ、(かなり美化されているのだろうが)番組作成の裏側、どのように作業し作られていくのか、と、報道とネットワーク社会の問題点を浮き彫りにしたサスペンス小説だったと思う。これを読むと久米さんが良い人に見えてくるから不思議だ。 舞台裏、暗黙の了解等を少し。例によってあらすじは書いて…
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TVアサヒ 「天空のロストワールド」

南米ギアナ高地 俳優 大沢たかおと蒼井優がそれぞれに伝ったルートでこの地を紹介する番組。 旅番組ではあるが観光案内ではない。 大沢が向かったのは、イグアスの滝の上 テーブルマウンテンと呼ばれる天空の台地。ギアナ高地にはこのような場所が各地に点在する。 そこは風と雨によって侵食された大地が岩となって様々な動物の形のオブジェを無…
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ガイアの夜明け 「捨てられる野菜を生かす」

この所見る番組には’捨てられる食料’’未利用の食料’を生かそうと扮装する現場を取り扱うものをおおく見る機会が多い。その流れの番組を又一つ。 <岐阜県 「八尋産業」> 減圧乾燥機という30℃~40℃で食品を乾燥し、従来のフリーズドライ製法と違って食感を残した画期的な乾燥機を造り上げた。1台1億円以上といわれるフリーズドライを作り出…
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麻耶雄嵩 「夏と冬の奏鳴曲」

本文中に登場する黙示録のタイトルは「夏の冬」、映画は「冬と秋」(和音主演のもの)事件が起きたのは夏、しかし冬のように雪が降る。 京極さんの小説の中にも出てきた「不確定性原理」が組み込まれている。 __例えばダイスを転がす。(数が均等に出る確率のもので) 転がす時の初期条件(手の握り具合、上を向いている面、力の入れ方、空気抵抗、…
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京極夏彦 「魍魎の匣」

ここに出てくる出版社「稀譚舎」。綾辻氏の著書に出てくる出版社の名と同じであった。 本文中の 「動機だけなら皆持っている。計画するだけなら誰だってする。犯罪者と一般人を分かつものは、それが可能な状況や環境が訪れるかいなか、の一点にかかっている。」 この言葉がやけに残っていてストーリーの要と勝手に思っている。 困った時の神頼み_…
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