テーマ:人物、生き方

情熱大陸_ノーベル学賞受賞者/小林氏

小林、松川理論は、それまでの沢山の学者達の研究されてきた土台があってのこと。 それはどのような研究でも、仕事でも、人や家を受け継いでいくのと同じ様にずっと続けられてきた事。繋げてきた事。 授賞後、物理学の講演にはこれまでのように関係者だけではない人も聞きに来るようになった。そうなると、物理学を知っている者の中で話すのと違い、’知…
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NHK「白洲次郎」第二話を見て

’自分の意志にゆるぎなく’ 赤紙を握りつぶしてもらった。 ’その者に与えられし役目がある’戦争に行きたくないからじゃない。 ’従順ならざる唯一の日本人’その彼が従順だった相手が正子ではなかったのか。 近衛と違って次郎は自由な立場にいたから思うように意志を通せた? この人は意見を言わず時が経ち、その時期が来るまで知ら…
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辻井 喬 「深夜の孤宴」

この著書をどのような経路で知って手にしたのか覚えていない。 只、自分は’そうだな’と思わせる文を書き留めていたようなのだが、丁度最近放送のあった白洲次郎氏のことも取り上げていたようなので、この前日の記事と共に 白洲夫妻に少し触れてみる。 ・5月 競い立つように色々な緑の階調を見せて、日毎に深くなってゆく森の姿を想像する。 …
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古東哲明 「ハイデガー 存在神秘の哲学」 ~後半~

・一瞬が<全ての時=永遠>に通底する直線時間論からすれば儚く見えるどの一瞬刹那もが、存在論的には無条件に全て「永遠の時」を刻んでいる事になる。 「本当に刹那的なものは、儚い瞬間ではなく、永遠性を打ち明けている」 ・猫は4秒前の事は忘れる。 ・金魚は水葬を一周するとその前の一周のことは忘れている。 ・遠くを見ること(tere …
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古東哲明 「ハイデガー 存在神秘の哲学」 ~前半~

読めば読むほど自分とは何なのだろう、どうして此処にいるのか。そう感じる。 哲学は一種問答のようで、’こうだからこうなのだ’とはっきりした答えはないのだろう。だからずっと問い続けられ、人それぞれの見解が生まれるのではないだろうか。それしか今は分らないが。 では何所までも掴みようのない言葉をどうぞ。 ・全てに見放されても存在だけは…
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石原靖久 『司馬遼太郎の「武士道」』 ~後半~

<<司馬が「江戸時代を通じて一番偉かった」という高田屋嘉兵衛>> ペリー来航の49年前、大国露と交渉。国際平和を勝ち取る。 淡路島の水飲み百姓の子。いじめを受ける。船頭になる。そして蝦夷地の交易をする。 江戸 二百数十年の泰平で武家社会の根底が腐っていた。露が日本上陸時、先に武士たちが逃げた。 治五平 「私残記」__兜の紐の…
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石原靖久 『司馬遼太郎の「武士道」』  ~前半~

ありきたりの言葉で言うと、司馬さんの言葉は一つ一つに重みがあり、ハッとさせられ、短い文の中にも多くの考えさせられる要素が込められている。 沢山の事例の中からも、何度も目を通したいと感じたものを取り上げた。 <<現代の資本主義>>  お金の流れを血液とする社会では「お金が大切」は当たり前だが、’大切’の度合いが問われなければいけ…
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小原 信 「出会いの人間学」

この著書の中には常に心に留めておく必要のある文面が多数書かれている。目を通せば「そうだなー。」と思うのだが、何せ忘れっぽいので何度も繰り返し目に触れておかないと成長しないだろう。この本と会ったのも必然として生かしていかなければと感じている。その部分を少し取り上げてみる。 ・出会いは自分だけではなく相手も変わる。 ・たった一瞬…
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映画 「理想の人」 「ナイロビの蜂」

映画は殆んど見ないのだが、何も見るものがない時にチェックだけはしていたものを見ることができた。その二つの作品を見て。  ・映画「理想の女(ひと)」 幼い頃分かれた娘が富豪の妻となる。手放してしまった後悔と淋しさで、何度かの結婚をし上流階級にもいた女、ある男に言い寄り愛人となって優雅な生活をする。 彼には若く可愛い妻になる人が。…
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NHKTV「熱中時間」 渋谷のロッカー暗渠を探す

暗渠---水はけを良くする為地下に作った水路 この暗渠を見つける事に熱中する金髪のロックミュージシャンが今回の主役。  渋谷の地下を流れる川。かつて「春の小川」として歌われた名残の水路は今やコンクリートになり、下水道と化し、その上はビルや住宅が立ち並び道路が通り、車や人が行き交う。そんな路地をくまなく歩き、かつてここに川が流れて…
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馬場 啓一 「白洲次郎の生き方」

前の「白洲次郎の流儀」とだぶるような文が出てくるが、裏返せば、誰から見てもその様に見て取れる人物だったと言う事か。 今の政治を眺めていたら何と言うだろう。中で閣僚達と働いていたらどんなだろう。TVの政治ニュースに釘付けになるだろうな。 __ビンデージ・カー 1920年時代に製造されたものを特に指して言う。 日本で言う車マニア=…
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牧山 圭男  「白洲次郎の流儀」

生まれてからの写真が多く載せられ、車の写真も何枚も。 政治にどう係わったかは殆んど概要だけ。馬場啓一 著の「白洲次郎の生き方」の方が詳しい白洲像が見える。 この本では 娘と娘婿が、どういう人物だったかを語る。 __<義父 白洲次郎と車>__ ・ゴルフ場で「若い奴はセルフバックで回れ」「プレイ・ファウスト」「何時まで狙っている…
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白洲正子 「器つれづれ」

[この著書は焼き物や陶器の模様や形態、白洲さんの所有だったと思うが写真が載せてあり、服のデザインを見ているようで興味がない者も一息つく場になる。製造年代のみ分け方のコメントもあり、器好きにも楽しめる本だろう。]  古いものの中から生活に合ったものを見出すのは、利休以来の日本人の伝統である。 現代は独創ばやりの世の中だが、現在を支…
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白洲正子 「行雲抄」

<銀座に生き銀座に死す---坂本睦子> [若いうちから女給として働きに銀座へ出てから、様々な文壇の男性が彼女を庇護し、パトロンとなった。白州さんと交流もあり、彼女の師匠たち---青山二郎、河上徹太郎、小林秀雄らなども又然り。青山氏は出資した店で睦子を働かせ、河上氏は愛人となった。 多くの男性が睦子に魅かれ、睦子は相手が代わるたび…
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白洲 正子 「縁は異なもの」

この著書は、河合隼雄さんと白州さんの対談になっている。 白州さんはこう話す。 「物が豊かで自分で考える事が無くなる。小説など読んでも他人事と思ってしまう。芸術はそのものに感動すればなりきれる。戦争の映画であれば体験した事のないその場を感じることが出来る。 今の世である程度のものは皆持っている。お金を使わない。景気が回復しないだ…
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「プロフェッショナル 仕事の流儀」 京菓子職人 山口富蔵さん

今和菓子業界は食料高騰でも大変なのに、三笠フーズの問題もあり、経営は大変、どころではなく内部の人たちの思いはいかばかりか。それでもこのTVを見て、失くしてはいけない日本の文化、宝だと再認識した。菓子一つであんなにも幸せな時間をいただける。茶会などでは脇役で徹するが、小さい作品ひとつには古典文学、建築や時代の背景、歴史などが、見て、食べて…
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藤原 新也  「ディングルの入江」 vol.2

第六章 漁師ロネ、飼い犬ニッキー。モーリス・ライリー、ケイト・ライリー(ガラのパブで知り合った初老の夫婦) ミネアポリスから来たルーツ探しの旅行者と共にブラスケット島へ。  島は1950年代半ば無人島になった。30年以上前、変わった若いもんを乗せて島に渡ったことがあった。大きな汚い皮のトランクを提げた背の高い、面長の白い顔、光…
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藤原 新也  「ディングルの入江」

東京の道端で出会ったアイルランドの青年「ケイン」と彼が愛していた彼女「プーカ」。 彼らが住む国の歴史。語り継がれているアマギン民話と彼女プーカの生い立ち。 出会い、繋がりについて共鳴できる言葉が沢山ある。藤原氏の数少ない旅小説。 各章を順ごとにかいつまんでみたが、流れは読んだ人が感じるものであるからここに載せたものはなんとなく目を…
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藤原 新也  「ロッキー・クルーズ」

これは米の人の寄り付かない荒野で化石発掘を行なっていた一組の日本人の男女が心中。 知らせを聞いた知人が訪れ、彼らが一心に化石を掘り起こしていた場で案内人に様子を聞き回想する。 「誰にも分からねえよ、他人様の人生ってものは。自分のことだってはっきり分らないじゃないか。 死ぬ寸前のヨージがアヤカを道連れにしたとして、道づれにしたほ…
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五木寛之・塩野七生 「おとな二人の午後」

これも読みやすかった。この二人の会話のように、それぞれこれまでの人生で培ってきたものの見方で、気取らず、しかし「いい」と感じて使用してきたもの。選んできたもの。付き合ってきた人をさりげなく話題にする’おとな’の日常会話。’さりげなく’は難しい事だ。 <車> ベツツ---バス、トラックを作るのは ダイムラー。ベンツ社    --…
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白洲正子 「両性具有の美」

同姓間での愛情。自分の中ではこのような事柄を否定する考えはない。何がしら、それらが起こりうるべく状況があったのだろうから。ただ、中国での実例で知った事はかなりの衝撃があった。白洲さんの著書を手にしなかったら、恐らく知らずにいたことだろう。 歴史と共に育ったこれらの事は知っておいて損はないと思う。 ・両性具有というのはあくまでも精…
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馬場啓一  「白洲正子の生き方」 vol.3

<川瀬敏郎  生け花> 室町以前の日本では、花は「たてる」もの、もしくは「たつる」もの。即ち神に「たてまつる」という意味。 月並みな素養としての花活けではない。それは花と人間との一種の真剣勝負であり、自然といかに一体化するかの神事にも似た行為。 生け花とは自然の花を更に美しく更生させるものだが、これは自然と異なり常に繰り返さな…
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馬場啓一  「白洲正子の生き方」 vol.2

さりげないもてなしを受けると、予期していなかった分、何とも言えない優しさに包まれたようで心が豊かになる。この所自分の周りでは滅多にないことだが、この後に記述した、正子氏の岐阜への訪問で得たおもてなしを聞くとそんな出会いを与えられるような人物になれるようひたすら修行せねばならぬだろう。 <岐阜 大垣 「長善」の主の話> 骨董や「長…
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馬場啓一  「白洲正子の生き方」 vol.1

白洲正子を語るのに「能」「骨董」は外せない。彼女が長年付き合って得たものから、’自分の生き方に取り入れたい’と感じた文を、彼女の言葉そのまま書き出してみた。 <能> ・数ある能の演目の中で彼女が非常に重要だと考えるのは「翁」。これこそが能の本質を語るものだと言い切る。 人間が神様に扮して祝福を与える事に起こった儀式が、次第…
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白洲正子 「風姿抄」 vol.4

「魯山人の事」 私は今まで随分魯山人の提灯を持ってきた。一つには生前の魯山人があまりに人に嫌われていた為に、その作品まで不当に扱われていたのと、現代の陶芸家の作るものが酷すぎるから。彼らは口先でごまかしている。  私などがいくら提灯を持った所で魯山人の作品が今日の様に法外な値段にはならなかったであろう。 彼は決して弁舌下手だっ…
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白洲正子 「風姿抄」 vol.3

「浜田庄司と民芸」 鋭い神経と優れた眼の「贈り物」を背負い込んだ現代の日本人以外のものではありません。それなら何故すすんで伝統の重荷を背負おうとなさらないのか。自然発生的な陶器は、どんなに美しくとも過去のものです。現代人に残された仕事は無技巧と見えるまで技巧を尽くす他ないように見えます。 大体無意識になろうとするほど意識的な行為…
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白洲正子 「風姿抄」  vol.2

「六十の手習い」 ・六十の手習いとは60歳に達して新しく物を始める事ではない。若い時から手がけてきた事を老年になって最後からやり直す事。 「桜の流れ」 桃山時代 絢爛豪華な八重桜の盛りとなる。それは豊太閤という、悪く言えば成り上がり、よく言えば稀代の英雄の影響によるのだろう。一つの文化を一人の人間に帰するのは間違いかもしれない…
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白洲正子 「風姿抄」 vol.1

この方を知っているわけではない。他の方が彼女の人柄については残している。それでも白洲さんの文の中から__骨董との付き合いが人との付き合い。物を通して人、自分を見直す__その姿勢は感じ取る事ができる。 「縁あって」 ・盃の底に不思議な模様が現れ始めた。 一献、また一献ごとに変わり行く盃底の景色の中に吸い込まれる。平凡な盃がお酒を…
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川瀬敏郎 「花と器」 監修・文/白洲正子

花を生けるのは川瀬氏。文は白洲さんが綴る。写真集のつくりなので手にとって見ないと感じは解らないだろう。文は少ないが使う花材に寄せてちょっとした知識を与えてくれる。物を見る。手にする。身近に置く。そんな時’エピソード’’いわれ’を知るのは楽しいでことである。 草木みな ものいふことあり __「日本書紀」 ・[かきつばた]につい…
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白洲正子  「日月抄」   ~後半~

////この著書での最後に__「日々を重ねて生きる事自体、自分を発見すること~」__と示している。 自問自答の日々の中、白洲さんの選んだこの言葉は短い中にも声援を送ってくれているように感じる。//// 伝統の技を受け継ぐ名人  良く聞く言葉で表せば、白洲さんが取り上げたこれらの人はいずれもそうである。彼女は自分の目で見ないと納得…
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