テーマ:地域、習慣、歴史

石原靖久 『司馬遼太郎の「武士道」』 ~後半~

<<司馬が「江戸時代を通じて一番偉かった」という高田屋嘉兵衛>> ペリー来航の49年前、大国露と交渉。国際平和を勝ち取る。 淡路島の水飲み百姓の子。いじめを受ける。船頭になる。そして蝦夷地の交易をする。 江戸 二百数十年の泰平で武家社会の根底が腐っていた。露が日本上陸時、先に武士たちが逃げた。 治五平 「私残記」__兜の紐の…
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熊本城 本丸御殿 

「熊本城築城400年記念事業」である 熊本城本丸御殿の修復の模様を記録した番組 城には「石」--石垣、「木」--城の柱、「土」--壁、瓦 この自然からいただくものを惜しみなく使用し、技術屋たちの手で蘇り、後世へと受け継がれていく。 三名城の1つに挙げられたのは ・場内の造りが曲がり曲がりで防御性が強い。 ・石垣の立派さ…
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NHK 「未来への提言」より 環境法律家-王 燦発さん

王さんは中国法政大学で未来の法律家を育てる教授、弁護士の資格も持ち、人民代表でもある。王さんに京都大学教授がインタビューする形で番組は進んだ。 中国では1990年頃から工業が著しく発展。もっぱら石炭に頼るもので、撒き散らされた二酸化イオンによりここ5年間で呼吸器疾患者は30%増え、年間30万人ずつ増加していると言われる。 これに…
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大竹 昭子 「透きとおった魚 沖縄南帰行」

南の島の習慣と歴史を簡単に説明してくれている。 ’カジマヤー’というお祝いには驚き、台湾人が日本帰化し姓の改名も面白い。この苗字の人のルーツは... ・沖縄の結婚式---500人集まる。祝儀平均\5,000-。余興の嵐。うまくないと失礼と言う考えではなく、宴に参加。会社の上司は仕事中に練習する部下がいても笑ってみている。最後はカ…
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岸 恵子 「砂の界(くに)へ」

「郷に入っては郷に従え」とは言うが、好き好んで何日も乾いた地を訪れたいとは思わない。大手技術メーカーの社員の方々が、世界の架け橋として中東やアフリカ等に住んで仕事されているが、日本とは気候が全く違う土地。加えて言葉や習慣、食べ物も。頭が下がる事です。それではこの著書から気になった部分を書き出してみました。 ・イスラムの母 ババイ邦…
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TV たけしの「独裁国家で何が悪い」

<南米ボリビア> コカの葉栽培。この国ではコカの葉を食べたり、お茶にしたり人々の毎日の生活には欠かせないものであり、文化である。  しかし大ぴらにコカインを認めていると米が弾圧。 地元の人はコカとコカインは全然別物。標高のあるこの地域では高山病予防の為に処方箋のように口にし、農作業で水が欲しい時も噛む。 大統領もコカ栽培農家で…
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白洲 正子 「雨滴抄」 ~能[安宅] [道成寺]~

「安宅」は多くの人が「勧進帳」として知っている作品ではないだろうか。NHKの大河ドラマ「義経」が放映されたのも何年か前。「道成寺」は、今の子達が昔話を聞く機会があるかどうか分からないが、日本舞踊にもあるそうで、能に限らず多くの分野で題材になっているだろう。白洲さんがこの二つを読み解いてくれた。 ・「安宅」---義経の一行、大和、京…
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sato'sニュース*9月中旬版

<タイ> ---日本人旅行者だけで年間128万人、在留32,000人、日本企業はセブンイレブン、松下電器、王子製紙など6,000社が進出。 この国では’デモに参加すると特典が付く?’日本では考えられないお国柄らしい。 ・コンサートが無料で見られる ・飲み物無料 ・日当が支給される テレビ局占拠、道路や空港閉鎖、  反政府 V…
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藤原 新也  「ディングルの入江」 vol.3

第八章 ~続き~ ____吟遊詞アマギン  あの島の村が出来て間もない頃、島にやって来たと伝えられる若い不思議な詩人。カヌーで流れ着き島に居ついた。島の人のように勤勉に働く事はなく、日々自分が食べていける程度の僅かな食べ物を採って暮らし、島の人の働く邪魔をした。  遠くの島で見聞きした出来事を物語風にして語り始める。始めはみんな迷…
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藤原 新也  「ディングルの入江」 vol.2

第六章 漁師ロネ、飼い犬ニッキー。モーリス・ライリー、ケイト・ライリー(ガラのパブで知り合った初老の夫婦) ミネアポリスから来たルーツ探しの旅行者と共にブラスケット島へ。  島は1950年代半ば無人島になった。30年以上前、変わった若いもんを乗せて島に渡ったことがあった。大きな汚い皮のトランクを提げた背の高い、面長の白い顔、光…
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藤原 新也  「ディングルの入江」

東京の道端で出会ったアイルランドの青年「ケイン」と彼が愛していた彼女「プーカ」。 彼らが住む国の歴史。語り継がれているアマギン民話と彼女プーカの生い立ち。 出会い、繋がりについて共鳴できる言葉が沢山ある。藤原氏の数少ない旅小説。 各章を順ごとにかいつまんでみたが、流れは読んだ人が感じるものであるからここに載せたものはなんとなく目を…
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藤原 新也  「沈思彷徨」wander in silence  vol.3

ここでも、氏が思い当たる事柄を次々と示しているので一見まとまりがないようだが、「遺伝子組み換え」については今問題視されている原料の輸入先で契約農家から、遺伝子組み換えを行なわない食物を栽培してもらい続けられるか。金銭面での折り合い、栽培地域での生産の方向性。そして一番は安全面。これらをひっくるめて決断を迫られている現状の日本を、もうこの…
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藤原 新也  「沈思彷徨」wander in silence  vol.2

ここでは米の在り様が取り上げられている ・米人もアメリカという所に本当は住んでいない。米という国は何処にもない。あれは国家のイメージに過ぎない。ましてや旅行者が住めるわけがない。 米の商品は初期高価は物凄くあるがもっとすぐ飽きる。それは歴史がないから物に魂が籠もらない。という事でもあり、資本主義の原理が物に与えた時間でもある。人…
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藤原 新也  「沈思彷徨」wander in silence vol.1

1969~1996に至る藤原氏の「語り」の記録 印、ネパール、中近東、米、独__各地を訪れ感じ取った目で、日本のこれまでの習慣、経済、教育の歩みに独自の見解を与え、国民性の危うさからこの先懸念することまでを取り上げている。 <彼が若い頃訪れた印度、生と死が混在する土地で思った事柄> ・印 瓦礫の草地、1人座る、2,3時間石…
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藤原 新也 「アメリカ」vol.3 ”ディズニーランド””マクドナルド””ジョン・レノン”

ここでは誰もが知っているキーワードから米を紐解いていく。 「ディズニーランド」 ディズニーの職員は日に何万人もの我侭な子供の相手をする。相手に子供になられてしまった大人はストレスが溜まる。全くの他人。それに大人までもが幼児に返る。 これは一種の野天の巨大な精神病院だ。圧倒的な数の患者に対しカウンセラー(役員)は不足。 「…
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藤原 新也 「アメリカ」 vol.2 ”雪と10セント””大統領”

アメリカというものを旅先で感じ取り伝えてくれているが、その中でこの一部分の場景は自分の中にそっと留まる情景となった。 「雪と10セント」より~ ロッキーを過ぎ寒波で凍てつくコテッジにフリーウェイの料金徴収所。女性一人に四台の車が滞っている。女性はカーペンターズのカレンのよう。正しい笑顔で、しかし自然な笑みでもなく妙に一生懸命。出…
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藤原 新也 「アメリカ」 vol.1

////この本を読むまではディズニーランドを見るように徹底した娯楽国で、何にでも最先端で、音楽の発信地で、憬れの眼差しでその国を見ていた。 それを根底から覆した。眼から鱗が剥がれ落ちた。いつものように表面しか見ていない薄っぺらな自分の勝手に造り上げた先入観を吸い取ってくれた、そんな一冊。  藤原氏が実際にキャンピングカーのハンドルを…
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平沼洋司 「空の歳時記」  (京都書院アーツコレクション9)

////この中には「へ~っ」と感心し、早速誰かにひけらかしたくなるような知識(雑学?)が沢山詰まっている。 この頃の生活で人間が忘れている事、根拠のある習慣など気づかされる事が多い。 夕立の頃に目にする「虹」’乾燥地帯では青がない。’こんな事も教えてくれる。 桜についてはいい言葉を残している部分があるのでTBしておく。//// …
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坂井眞理子・坂井文 「母と娘の都市巡り」

巡った先のお勧めスポットを雑学を交えて紹介してくれる。 ・ポッケトパーク---大都市の中の小さなオアシス。ポッケトのように便利で居心地のいいちょっとした公園。マンハッタンのミッドタウン(中心地)に30ヶ所。その中でも、グリーンエーカーパーク 51番街の外れのビルとビルに滝。デッキから見下ろす挟まれた狭い敷地にある。他に53番街のペ…
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五木寛之・塩野七生 「おとな二人の午後」

これも読みやすかった。この二人の会話のように、それぞれこれまでの人生で培ってきたものの見方で、気取らず、しかし「いい」と感じて使用してきたもの。選んできたもの。付き合ってきた人をさりげなく話題にする’おとな’の日常会話。’さりげなく’は難しい事だ。 <車> ベツツ---バス、トラックを作るのは ダイムラー。ベンツ社    --…
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「世界遺産物語」

・原生的な自然環境というのは人類にとって貴重な遺伝資源貯蔵庫あ(ジーン・プール)である。 私達の身の回りの物---食料、住宅、家具、衣類、金属、プラスティックなど自然資源を利用。 まだ利用方法が分からないからこそそのまま保存し、後世いつでも利用できるようにしておく事。 アオカビ----抗生物質のペニシリン キナの木----マ…
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白洲正子 「両性具有の美」

同姓間での愛情。自分の中ではこのような事柄を否定する考えはない。何がしら、それらが起こりうるべく状況があったのだろうから。ただ、中国での実例で知った事はかなりの衝撃があった。白洲さんの著書を手にしなかったら、恐らく知らずにいたことだろう。 歴史と共に育ったこれらの事は知っておいて損はないと思う。 ・両性具有というのはあくまでも精…
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川瀬敏郎 「花と器」 監修・文/白洲正子

花を生けるのは川瀬氏。文は白洲さんが綴る。写真集のつくりなので手にとって見ないと感じは解らないだろう。文は少ないが使う花材に寄せてちょっとした知識を与えてくれる。物を見る。手にする。身近に置く。そんな時’エピソード’’いわれ’を知るのは楽しいでことである。 草木みな ものいふことあり __「日本書紀」 ・[かきつばた]につい…
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白洲正子  「日月抄」   ~後半~

////この著書での最後に__「日々を重ねて生きる事自体、自分を発見すること~」__と示している。 自問自答の日々の中、白洲さんの選んだこの言葉は短い中にも声援を送ってくれているように感じる。//// 伝統の技を受け継ぐ名人  良く聞く言葉で表せば、白洲さんが取り上げたこれらの人はいずれもそうである。彼女は自分の目で見ないと納得…
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白洲正子 「風花抄」

////白洲さんの書も幾つか読んだ。 「東北学へ」で出てきた’木地師’について載っていたので先ずはこの著書から。 彼女は全国各地のいい仕事をしている人々を自らの足で訪ねて、目でどんな風か確認し我々に伝えてくれる。 彼女の案内で少し知識人になれるのだ。 ここでは3つ取り上げて、彼女の語りかけるような言葉もいいので、そのまま…
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赤坂憲雄  「東北学へⅠ」

簡単に興味を持った部分だけ書き出した。 「木地師」については白州さんの著書で詳しく書かれていたと記憶するので又後ほど読み直してみようと思う。 ・地名に[内]=ナイ(小さい川や沢)が付くもの     [別]=(大きい川)が付くものはアイヌ語地名といわれる。 <こけし>---東北全域で三十数種の方言、名称を持って呼ばれてきた…
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藤原 新也  「幻世」   ~後半 /中心軸に戻す

前半では「幻世」の人間の欲する刺激や目新しさを叶える一端を担う’雑誌’と言う情報の発信側を紹介していた。この後半ではその波から「自分を解き放つ」必要性を直接ではないが投げかけているように受け取った。 <ヒトと物の間>  __己を元に戻す作業 南米アマゾン ある民族 1年に1度大きな儀式がある。河に出て、完全に胃腸、鼻、体のあらゆ…
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五木寛之 「生きるヒント1 」 5~8章

昨日の1~4章の続きから 第5章 <喋る> ・室町中期、親鸞の思想、信仰を直接庶民階級に手渡し、広めたのが「蓮如」 農村、漁村、山村。出掛けた先の民達は物言わない。一口でも危険な事、お上の批判、悪口を言えば首が飛ぶ。ただ黙々と働く。ここで「念仏に関心のある者は集まれ!」と呼びかける。 夜明け前から日暮れ後まで働き、帰って倒れ…
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藤原 新也 「丸亀日記」

この本で心に残った文面 棘の悟り→全身丸くなるも悟り、全身棘になるも悟り 砂漠の民族においては、彼らが生きていく上で、何が善であり何が悪であるか善悪を自らの手ではっきりと峻別する。過剰とも思われる善悪、浄不浄の理念を培うことが彼らの生活を支える上で必要。 (例:畑の領地区分 「ここまでが此方の領地」とはっきり発言しないと、土地…
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