テーマ:社会

山川 健一 「ニュースキャスター」

まるでテレ朝でニュース番組をしていた久米さんを主人公で登場させ、(かなり美化されているのだろうが)番組作成の裏側、どのように作業し作られていくのか、と、報道とネットワーク社会の問題点を浮き彫りにしたサスペンス小説だったと思う。これを読むと久米さんが良い人に見えてくるから不思議だ。 舞台裏、暗黙の了解等を少し。例によってあらすじは書いて…
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河合 隼雄 「しあわせ眼鏡」

本文中で河合さんは何気ない事を指摘しているのだが、’そうそう’と共感しても、自分で気づいていても中々出来ないでいるのが現実ではないだろうか。 少し視点を変えてみること。いつもの生活の循環の中で、ひたすら走ってしまわずに立ち止まって些細な事に気づく事を行なってみることは大事ではないか。そう感じさせる内容だと感じる。 ・現代人「時間…
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宮部みゆき 「理由」~’競売’’身の丈’

この作品は知られているのでここで学ばせてもらったことを記そうと思います。 ・競売と執行妨害。裁判所の行なう不動産競売には2つ 1.強制執行としての競売 1.抵当権の実行としての競売(こちらが殆んど) 債権者(金を貸している側)が債務者(金を借りている側)の債権の担保(借金のかた)として債務者の所有している土地建物(不動産)に…
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宮部みゆき 「返事はいらない」

短編6作集 文庫本の表紙---モノクロ 夜の都心 車の通っていない中央分離帯、ビルに遮られていながらも月が見える。 ①_「返事はいらない」 千賀子 2年付き合った神崎にに別れを告げられ飛び降り自殺をしようと屋上へ。そこで森永夫妻と会い、カード犯罪を手伝う事に。半年ばれずにいた。退職した刑事が事件の終わりを(本当の)聞きにきた。 …
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桐野 夏生 「OUT」

[分りやすいストーリー 京極さんの「魍魎の匣」は後半に楽しみがあったがこれは前半。 同調できた部分は---’あんたの亭主、そうして女に夢中になったんだろう。」雅子は研二が生きていたら聞いてみたいとさえ思った。人を好きになるのに理由があるなら是非知りたかった。’ 何だか文章が前作2本と違う。 後半、警備の佐藤となった佐竹と雅子の…
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宮部みゆき 「名もなき毒」

___とある大きな会社の社長の娘婿 杉村が主人公。 仕事先は、義父の経営する会社の社内紙を製作する部署。だが、何故か事件を引き寄せる。 今回自分の妻や子供にまで危害が及ぶ始末に。 ★内容は忘れてしまったが犯人の男女について、杉村はこう記述している。 __「彼」はその毒を外に吐き出すことで消そうとした。だが毒は消えなかった。た…
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馬場 啓一 「白洲次郎の生き方」

前の「白洲次郎の流儀」とだぶるような文が出てくるが、裏返せば、誰から見てもその様に見て取れる人物だったと言う事か。 今の政治を眺めていたら何と言うだろう。中で閣僚達と働いていたらどんなだろう。TVの政治ニュースに釘付けになるだろうな。 __ビンデージ・カー 1920年時代に製造されたものを特に指して言う。 日本で言う車マニア=…
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日本食今昔  「知るを楽しむ」「日曜フォーラム」より~

TV「知るを楽しむ」より 大江戸グルメ考 寿司、そば、天ぷらは江戸時代のファーストフード これらがどう広がったかを面白く知った。 <寿司> ルーツは滋賀の「ふな寿司」(保存食)それが大阪に渡り「箱寿司」「押し寿司」に。江戸に渡ると生の魚を使った「握りずし」になった。 鮮度を保つのに数十秒で出来、せっかちな江戸前気質にうけた。…
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「裁判官のお弁当」

[番組放送の予告CMを見て興味を持ち録画して見た。この様な場所の人たちにまで人員削減と呼んでいいのか、膨大な量の案件に必要最低限の人員。その中で起きてくる問題が及んでいると知った番組だった。] 裁判は多い日は1日10件 判決は週に3~4回行なわれる。 裁判官は今は現場に出向く事が少なくなったという。 各地を転々とし、交友関係は…
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藤原 新也  「黄泉の犬」 ~後半

<ピクセルのマンダラ> チベットの僧が描くマンダラ。本来彩色された砂を使い、数週間かけて祈りながら、実に緻密で荘厳なごく彩色の曼荼羅が完成される。 そこに世界が生まれる。しかし、祈りが終ると速やかに壊される。 生命世界が破壊と生成のサイクルで成り立つように、世の無常と生々流転を唱いながら。 彼らがチベット展の催しで日本…
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藤原 新也  「黄泉の犬」 ~前半

この著書ではいきなり、オウムの麻原の育ってきた過去から始まる。 ////何らかの事件、犯罪等に関る人間には、本人が受け止められずにいるが、どこかに蓄積され、容量を超えたときに自信も知らずに表面化してしまう事があるが、あの麻原を形作った一要因が藤原氏の手法で解き表されている。 そう考えてみた時に思い浮かんだのは、建築偽装を行った者(宮…
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経済羅針盤より ’ああ大切な日々よ’と思いを巡らす~

これまでに出演した二人のゲストが、力を発揮し評価される今のポジションを勝ち取るまでのそれぞれの経歴や、葛藤。悩みながらも進んでこれた’力’となったものなどを話してくれた30分だったが、内容の濃いものだった。 二人が共通して言っていた事。 __「自分の評価は他人が決める。」__ ’自分探し’をしているが”志”=やりたい事が見つか…
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藤原 新也 「平成幸福音頭」

実は今回、最後まできちんと読んでいない。内容も色々あったのだが、これをピックアップしただけに留めた。 しかし必要というか、’重要’な事かと思われる。 ・新興世俗家族宗教 発生要因---家族の崩壊が起こり、戦後農本社会から二次産業社会に移る過程で、地縁、血縁を旨とする家族共同体は解体。 企業という共同体が家族に優先。残った妻と子…
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「DV これほど取り上げられる訳は?」

ドラマ[ラスト・フレンズ]  見ている人はどう感じ、「何故このような行動を?」と考えるのだろうか。 人間誰しもその人の過去がある。それが極端に表面化しなくても何らかの人格形成に影響を与える。このドラマはその部分の取り上げ方が’重い’。彼からDVを受ける登場人物、彼女は酒乱で暴力を振るう父親。それに耐えかね若い男と暮らす母親。そんな…
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藤本 義一  「大阪・東京 ゼニ カネ 文化論」

<元禄の世>--江戸--’今日儲けたお金は今日のうちにきれいさっぱりと使ってしまえ’ 金に糸目をつけずに綺麗に遊ぶ。これが「江戸っ子の粋」__逆は’野暮’ --大阪--・’何もかも知り尽くしているのに、何も知らない風を装う’ 綺麗に使うのは二の次、遊びにも金を賢く運用する主義。 大阪では[粋]を’すい’と発音する。逆は’生半可…
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TV朝日[明日使えるエコ知識]より~

西表島へ飛ぶ。近年この島の北側の海岸に、冬から春にかけ、北風に乗って韓国や中国から大量のゴミが漂着する。多くはプラスチックや発泡スチロール。漁師や子供達を含む島の住民の手によって回収されているが、ゴミの発生先が無頓着では拾っても拾ってもきりが無く流れてくる。 加えて、これらの漂着ゴミが増えたことで、島に生息する夜行生物に異変が見ら…
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藤原 新也、 蜷川幸雄  「反逆とクリエイション」

蜷川幸雄さんとの対談形式で綴られた一冊であった。 デジタル社会、シュミレーション社会になっても、アナログ世界や自然が持つ構造に代わり得るモラリティをうまく作り得ていない。しかし僕らがアナログ世界に引きずり込もうと幾らしても、反発する世代が出てくるかもしれない。 アナログの画面を見てストレスを感じる。パソコン上で無言のまま情報交換する…
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藤原新也  「東京漂流」~後半

__<東京漂流>__ ・'81.7.22  自然(かみ)の日 都市という人口世界も抗うことの出来ない自然というものが、未だ我々の周りを取り囲んでいることに変わりはない。それが一度騒ぎ始めると「人工」はひ弱である。 そして時に覆い隠していた汚物や異物、矛盾を露呈させる。本性を暴いてくれる。 印やネパールの工芸品が並べられた出店…
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藤原新也 「東京漂流」

___「東京漂流」 1981.10発行 F誌での1年の連作をまとめたもの。___ [この仕事は私が日本というものに目を向け始めてから、その国との初めての正面からの対峙であり、又、13年間に亘るアジアの旅を、自分の国に返す必然的な作業] [基本は私自身がこの都市を漂流しながら、その日常の中の私なりの感応方法によって、何かを掴み取り、そ…
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「遺骨収集体験ツアー」と「子供達の山村留学」

沖縄戦で亡くなり、身元の分からない遺骨がまだ島のあちこちに眠っている。 NHKの番組だったろうか、何気なく写った画面に見入っていった。 戦中、この沖縄の海岸で、敵の攻撃から1ヶ月の間殆んど食べる事もできず身を隠して生き延びたコウダさんというご老人が、一緒に戦って命を落とし、その後放置され引き取られる事なくどこかに眠っている遺骨の…
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藤原新也  「藤原悪魔」  ~後半/酒鬼薔薇少年~

~後半~   ここで藤原氏が述べている事柄と同じ解釈で同じ事件について書いている方が高山 文彦氏。彼のその著書については又機会を持って書きたいと思う。 ・神戸の少年 震災により、安全管理で子供の過剰な身体庇護をして、大人個人の責任回避の集積によって成り立っていた。つまり優しい顔をした欺瞞だと見破った。 理性と身体の分裂。この時…
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藤原 新也  「藤原悪魔」

1998年発行時までの藤原氏独自の視点での社会の捉え方、又、本人の旅先での出来事が色々と出てくる。長いので二部に分けて載せる。 <バリ島>-----[マユゲ犬] バリ島は世界で最も犬口密度の高い島。人間が犬の生活に一切干渉しない。 ここに現れたマユゲ犬、マユゲはオヤジが描いた(ひまで)。一度描いたものがなくなると不自然に見える…
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藤原 新也  「幻世」   ~後半 /中心軸に戻す

前半では「幻世」の人間の欲する刺激や目新しさを叶える一端を担う’雑誌’と言う情報の発信側を紹介していた。この後半ではその波から「自分を解き放つ」必要性を直接ではないが投げかけているように受け取った。 <ヒトと物の間>  __己を元に戻す作業 南米アマゾン ある民族 1年に1度大きな儀式がある。河に出て、完全に胃腸、鼻、体のあらゆ…
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藤原 新也  「幻世」  (~前半 ・写真週刊誌の生い立ち)

この著書は1987.6 刊行だが、ある写真週刊誌の創刊当初に携わり、この分野のその後をも独自に見つめてきた著者。彼の視線からマスコミの内部を垣間見る事が出来た。 「人の写真を撮る」とは、その時の私自身を撮りたいか撮りたくないか、と言う事。 私が微笑んでいれば彼女の内面も自然に微笑む。 人は人を真似る動物であると同時に、土地を真…
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伊藤忠商事---「小林 栄三」さん 経済羅針盤より

伊藤忠は、日本が輸入する「トウモロコシ」の一番の輸入元である。しかし、米では生産したものはバイオエタノールに使用され、余分なものは出回らない。この為現在、南米アルゼンチンからの輸入を検討しているそうだ。但し、遺伝子組み換えを行ったトウモロコシや大豆製品を嫌い、使用を避けてきた日本だが、現地での栽培は遺伝子組み換えの品種の栽培は当たり前、…
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「リヤカーを引く豆腐売りの青年 」  ~経済羅針盤より

ターベルモード社長 野口さん という方が本日のゲスト フリーターの青年達を募り、時給1200円で下町の住宅街をリヤカーを引き豆腐を売り歩く行商のような商売を始めている。 風化して見られなくなった、50年も前の日常の風景?レトロ館と名の付くアミューズメントか、町並み保存で再現された模型ではなく、実際高齢者しか暮らしていないような下町を…
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藤原 新也  「名前のない花」続き~

~前回に続く~  <日本人の甘いチベット観> 2002年?ダライ・ラマが訪日。NHKに出演。100分のインタビュー番組のインタビュアの一人として、出演依頼が来る。他に宗教学者の山折哲雄さん。日本では中国に気を使いダライ・ラマをメディアは使わない。というか、暗黙の不文律がある。ダライ・ラマと同席する=中国側のブラックリストに名が記される…
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日本の老舗企業

1,2週間前、日本で代々続いている、老舗企業の秘密を扱った番組があり、興味を持って見た。 <林原>水飴屋 創業125年 糖質として1994年開発され、この物質を使うと日持ちがするため有望されたが、トレハロースは従来、大量生産が出来なかった。 「トレハロース」を見出された過程は、昆虫の’ネムリユスリカ’---この生き物は80℃の…
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「マゾヒスティックな人格」 ~続き

_____もう一つの観点からマゾヒストを見る______ ・「抑欝気質」----おおまかに「分裂気質」「抑欝気質」「粘着気質」の三分類に分けられる。 ※(パーソナリティーの基盤。遺伝的であり、容易に換えられない。) ・ミロンの14分類のパーソナリティー障害のうち、「依存性パーソナリティー」「自虐性パーソナリティー」「強迫性パーソナ…
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藤原 新也「僕のいた場所」

同じく尊敬している「白州正子さん」が本の中で”人は風土によって形作られる”と語っていた。 正にこの本で藤原さんもそれを語っている。そして、現代の子供達の育つ背景の歪みを指摘している。教育に関係ある方は読まれるべし。 ★クウェート 砂漠から一転、緑地が現れる。空港から市内へは高速道路 イスラム民族の何千年もの幻影を実現。有り余る…
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