テーマ:言葉

「雨のことば辞典」__倉嶋厚

////雨の日の朝、雨音が心地よくて二度寝すると時間が来てアラームが鳴っても気づかないで大変な事になる。 仕事の日の雨は、配達、チラシ配り、営業など濡れるし、視界が悪くて神経を使う。休みの日が雨なら、’何処にも行けない’と嘆く事は殆んど無く、気分が落ち着いて色々考えるのに適している。__では、美しい言葉を学んでみる。//// ・…
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辻井 喬 「深夜の孤宴」

この著書をどのような経路で知って手にしたのか覚えていない。 只、自分は’そうだな’と思わせる文を書き留めていたようなのだが、丁度最近放送のあった白洲次郎氏のことも取り上げていたようなので、この前日の記事と共に 白洲夫妻に少し触れてみる。 ・5月 競い立つように色々な緑の階調を見せて、日毎に深くなってゆく森の姿を想像する。 …
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中学の教科書より 古典に付け加え

「雁風呂」---春の季語 秋終り、冬を越すのに日本に渡ってくる雁は、途中海で休むのに銜えて来た木片を浮かべ、?まって休む。それを秋田から青森の日本海側に捨て冬を越し、春また北の国へ帰る。その間死んだ雁の分だけ木片が残る。それを集め供養の為に風呂をたく。その風呂に入ると長生きすると伝えられている。 ////自分の残した木片は誰が拾…
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ウロボロス

ウロボロス (ouroboros, uroboros) は、古代の象徴の1つで、己の尾を噛んで環となったヘビもしくは竜を図案化したもの。今日の無限大の記号「∞」のモデルとなった。 語源は古典ギリシア語で、「尾を飲み込む(蛇)」の意の「(δρακων) ουροβoρο?(〈ドラコーン・〉ウーロボロス < 象徴的意味> ヘビ…
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白洲正子 「器つれづれ」

[この著書は焼き物や陶器の模様や形態、白洲さんの所有だったと思うが写真が載せてあり、服のデザインを見ているようで興味がない者も一息つく場になる。製造年代のみ分け方のコメントもあり、器好きにも楽しめる本だろう。]  古いものの中から生活に合ったものを見出すのは、利休以来の日本人の伝統である。 現代は独創ばやりの世の中だが、現在を支…
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白洲正子 「行雲抄」

<銀座に生き銀座に死す---坂本睦子> [若いうちから女給として働きに銀座へ出てから、様々な文壇の男性が彼女を庇護し、パトロンとなった。白州さんと交流もあり、彼女の師匠たち---青山二郎、河上徹太郎、小林秀雄らなども又然り。青山氏は出資した店で睦子を働かせ、河上氏は愛人となった。 多くの男性が睦子に魅かれ、睦子は相手が代わるたび…
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白洲 正子 「縁は異なもの」

この著書は、河合隼雄さんと白州さんの対談になっている。 白州さんはこう話す。 「物が豊かで自分で考える事が無くなる。小説など読んでも他人事と思ってしまう。芸術はそのものに感動すればなりきれる。戦争の映画であれば体験した事のないその場を感じることが出来る。 今の世である程度のものは皆持っている。お金を使わない。景気が回復しないだ…
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林 完次 「宙の名前」

失くさずにいたい言葉たちが彼の写真と共に一つに織り成された一冊。先ずは「月」に関する言葉から。 ・月---別名、太陰、桂、姮娥(こうが)、嫦娥(じょうが)など数多い。(桂は古代中国の伝説、月の中に生えていると言う丈の長い想像上の木) ・十五夜---陰暦の毎月15日の夜のこと。特に8月15日(三五夜)の夜を指す事…
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藤原 新也  「ディングルの入江」 vol.3

第八章 ~続き~ ____吟遊詞アマギン  あの島の村が出来て間もない頃、島にやって来たと伝えられる若い不思議な詩人。カヌーで流れ着き島に居ついた。島の人のように勤勉に働く事はなく、日々自分が食べていける程度の僅かな食べ物を採って暮らし、島の人の働く邪魔をした。  遠くの島で見聞きした出来事を物語風にして語り始める。始めはみんな迷…
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藤原 新也  「ディングルの入江」 vol.2

第六章 漁師ロネ、飼い犬ニッキー。モーリス・ライリー、ケイト・ライリー(ガラのパブで知り合った初老の夫婦) ミネアポリスから来たルーツ探しの旅行者と共にブラスケット島へ。  島は1950年代半ば無人島になった。30年以上前、変わった若いもんを乗せて島に渡ったことがあった。大きな汚い皮のトランクを提げた背の高い、面長の白い顔、光…
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平沼洋司 「空の歳時記」  (京都書院アーツコレクション9)

////この中には「へ~っ」と感心し、早速誰かにひけらかしたくなるような知識(雑学?)が沢山詰まっている。 この頃の生活で人間が忘れている事、根拠のある習慣など気づかされる事が多い。 夕立の頃に目にする「虹」’乾燥地帯では青がない。’こんな事も教えてくれる。 桜についてはいい言葉を残している部分があるのでTBしておく。//// …
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秋山ちえ子 「さよならを言うまえに」

後半の詞は丁度戦争を身近に感じる機会のこの時期に一度読んで見るのもいいのでは、と思う。 この方の著書は読みやすい。日常生活での素朴な疑問、何気ない感情を気づかせてくれる。 長い間、ラジオのパーソナリティーとして多くの方と話し、そこからヒントを得てきたのだろう。自分は実際聞く事はなく残念なのだが、こうして秋山さんの考えと行動を知る…
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馬場啓一  「白洲正子の生き方」 vol.3

<川瀬敏郎  生け花> 室町以前の日本では、花は「たてる」もの、もしくは「たつる」もの。即ち神に「たてまつる」という意味。 月並みな素養としての花活けではない。それは花と人間との一種の真剣勝負であり、自然といかに一体化するかの神事にも似た行為。 生け花とは自然の花を更に美しく更生させるものだが、これは自然と異なり常に繰り返さな…
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馬場啓一  「白洲正子の生き方」 vol.2

さりげないもてなしを受けると、予期していなかった分、何とも言えない優しさに包まれたようで心が豊かになる。この所自分の周りでは滅多にないことだが、この後に記述した、正子氏の岐阜への訪問で得たおもてなしを聞くとそんな出会いを与えられるような人物になれるようひたすら修行せねばならぬだろう。 <岐阜 大垣 「長善」の主の話> 骨董や「長…
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馬場啓一  「白洲正子の生き方」 vol.1

白洲正子を語るのに「能」「骨董」は外せない。彼女が長年付き合って得たものから、’自分の生き方に取り入れたい’と感じた文を、彼女の言葉そのまま書き出してみた。 <能> ・数ある能の演目の中で彼女が非常に重要だと考えるのは「翁」。これこそが能の本質を語るものだと言い切る。 人間が神様に扮して祝福を与える事に起こった儀式が、次第…
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白洲正子 「風姿抄」 vol.4

「魯山人の事」 私は今まで随分魯山人の提灯を持ってきた。一つには生前の魯山人があまりに人に嫌われていた為に、その作品まで不当に扱われていたのと、現代の陶芸家の作るものが酷すぎるから。彼らは口先でごまかしている。  私などがいくら提灯を持った所で魯山人の作品が今日の様に法外な値段にはならなかったであろう。 彼は決して弁舌下手だっ…
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白洲正子 「風姿抄」 vol.3

「浜田庄司と民芸」 鋭い神経と優れた眼の「贈り物」を背負い込んだ現代の日本人以外のものではありません。それなら何故すすんで伝統の重荷を背負おうとなさらないのか。自然発生的な陶器は、どんなに美しくとも過去のものです。現代人に残された仕事は無技巧と見えるまで技巧を尽くす他ないように見えます。 大体無意識になろうとするほど意識的な行為…
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白洲正子 「風姿抄」  vol.2

「六十の手習い」 ・六十の手習いとは60歳に達して新しく物を始める事ではない。若い時から手がけてきた事を老年になって最後からやり直す事。 「桜の流れ」 桃山時代 絢爛豪華な八重桜の盛りとなる。それは豊太閤という、悪く言えば成り上がり、よく言えば稀代の英雄の影響によるのだろう。一つの文化を一人の人間に帰するのは間違いかもしれない…
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白洲正子 「風姿抄」 vol.1

この方を知っているわけではない。他の方が彼女の人柄については残している。それでも白洲さんの文の中から__骨董との付き合いが人との付き合い。物を通して人、自分を見直す__その姿勢は感じ取る事ができる。 「縁あって」 ・盃の底に不思議な模様が現れ始めた。 一献、また一献ごとに変わり行く盃底の景色の中に吸い込まれる。平凡な盃がお酒を…
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白洲正子 「日月抄」  ~前半~

白洲さんの言葉は時としてストレートで厳しい。それが彼女なのだが、自身が知りたい事は深くまで掘り下げ、時間を費やすには馬鹿馬鹿しいと思うことは鋭く切り捨てる。その姿勢はこうやって彼女の書を読む事で自分の迷いを正してくれる。 ・智恵というもの---世間一般の道徳、人の為に善を行なう。無論いい事で、しようと思えば誰にでも出来る。自分に対…
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白洲正子 「美しくなるにつれて若くなる」

白洲さんのこの書から心に残った言葉を頂いていたので忘れぬように記します。 ・草の名も 所によりて 変わるなり 難波の蘆は 伊勢の浜荻 ・源氏物語の登場人物は全て紫式部の分身。あらゆる女は不完全。それは源氏を形作る為。 紫式部はいなかったかもしれないが源氏物語は今に生きている。 地上の楼閣はいつの日か必ず崩れるが、空中楼閣…
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白洲正子 「風花抄」

////白洲さんの書も幾つか読んだ。 「東北学へ」で出てきた’木地師’について載っていたので先ずはこの著書から。 彼女は全国各地のいい仕事をしている人々を自らの足で訪ねて、目でどんな風か確認し我々に伝えてくれる。 彼女の案内で少し知識人になれるのだ。 ここでは3つ取り上げて、彼女の語りかけるような言葉もいいので、そのまま…
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岩手・宮城内陸地震の被災地の皆様に

たいそうなタイトルにしてしまったが、現地へ行って何か出来る訳ではない自分が出来る事を。 被災した皆さん、救助活動をする皆さんに向けて贈ります。 __力のあるものが力を使う。その力で誰かを救う。__ __一人で頑張れても一人で生きられるわけじゃない。__<彩雲国物語2>より __天才を支える普通の人  フツーだから限界を知…
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河村 隆一  「アクアマリンのスピカ」

この著書は何の目的で書かれたものなのか分らず仕舞いだったが、先人達の残した面白い言葉があったのでその部分だけ書き出した。 ・(人間の)「認識の不確かさ」「存在の不完全さ」 「人生とは借り物的な肉体を用いて演じるドラマ(旅)である」 「地球(物質球)はある目的の為に創造(広義)された短期間の特殊舞台である」 ////[目的]と…
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藤本義一  「心の財産16の増やしかた」

色々「そうか~」と思う箇所があったが、特に指針となるだろう部分を書き留めておく。 ・人は耐える事で何も失わない。むしろ蓄積していく。意欲・夢・エネルギーを溜め込む。 ・人生は将棋と同じ。相手の攻めにグッとこらえ、力を溜めて最後に勝負に出る。 ・活字は皿、TVは食べ物。(小説、脚本の仕事をしながらTVのレギュラーをこなし…
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五木寛之 「生きるヒント1 」 5~8章

昨日の1~4章の続きから 第5章 <喋る> ・室町中期、親鸞の思想、信仰を直接庶民階級に手渡し、広めたのが「蓮如」 農村、漁村、山村。出掛けた先の民達は物言わない。一口でも危険な事、お上の批判、悪口を言えば首が飛ぶ。ただ黙々と働く。ここで「念仏に関心のある者は集まれ!」と呼びかける。 夜明け前から日暮れ後まで働き、帰って倒れ…
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言葉  

・言葉の微妙なニュアンス 使われた言葉は、使った側の伝えたい気持ちと、受け取る側の捉える気持ちに温度差があると、誤解が生じるね。 相手が何気なく質問した言葉が、怒って責めているように感じたり、その時受け取る側は、頭に浮かべている事のなかから答える言葉を選ぶから、思いつくものが変わってくる。 こう答えて欲しいと、問う側が望む受け…
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エッセイ 「オリオン座」

・久々に実家の二階からオリオン座を見た。部屋の窓を開けると雪の季節が近づいていると確認させているような冷たい空気が 入ってくる。引っ越してきた当初、カーテンのない部屋から兄妹揃って星を見ながら眠った。空気が澄んでいる季節だった。 その時もオリオン座が良く見えた。真ん中の斜めにつながる三ツ星を自分達に重ねて眺めていた。 私はこう…
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影響を受けた一冊・・(続き  アフリカ マリ ドゴン族の神話)

___人はいつから自分が人間である事を意識の中に組み込むのだろう。___ 前回登場した彼ら <アフリカ マリ共和国 ドゴン民族> (文字を持たず、物語を語り次ぐ、と言う形態をとって、あらゆる教えを次の世代へと伝えてきた民である。) 彼らの神話に面白いものがある。人間が出現させられた経緯の話だ。 始めAmm…
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影響を受けた一冊 <アフリカ マリ共和国 ドゴン民族>

前回の記事で最後にこう書いた。 誰もが一度は思いをめぐらせる疑問。 __’私’はどうして’ここ’に生かされているのだろう。__ 誰かが何処かの本の中に「宇宙を見上げ“それは何所で終わるのか?全ては何を意味するのか?”と問うとき、その疑問は思ったほど単純ではない」と書いていた。 「私の心が生存の必要性を超えて理解したいと言う…
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